外資企業における面接
こんにちは!ブルテンです。
前回に続き、外資企業に転職する際の、お役立ち情報として、面接体験談をお話ししたいと思います。
今回は、あくまで私が転職面接を受けた際の経験談のため、すべての企業に対応できるものではないと思います。
しかしながら、外資企業への転職に興味をお持ちの方は、少しでも情報が欲しいと思いましたので、説明させていただきます。
この記事を読めば、外資企業転職までの、雰囲気は掴んでいただけるのではなかと思います。
外資企業を志望する際の参考になればと思います。
転職エージェント
まずは、転職エージェントに登録です。
転職エージェントとは、自分の代わりに企業の求人を探してきてくれるサービスのことです。
転職者は無料で利用できるのですが、成果報酬として、転職が決定した企業から、転職者の年収の10%-30%が転職エージェントに支払われます。
したがって、転職エージェントを通さない方が、企業としては、経費が減るので採用されやすい傾向にあります。
しかしながら、数ある求人の中から、自分にあったものを探すのは、現実的に難しいです。
(各企業のホームページを総ざらいで見に行く必要性がある)
さらに、企業のホームページに求人をのせずに、転職エージェントだけに求人依頼する非公開求人というものがあるので、転職希望者は転職エージェントに登録せざるを得ないのが現状です。
この転職エージェントに登録すると、担当のキャリアアドバイザーがついて、最初に簡単な面談をして、履歴書の作成や、どのような希望があるかヒヤリングされます。
さて、私は転職サイトに登録したのは、リーマンショックによる不況が始まった時期でした。
前職も不況のあおりを受けて給与削減となり、業界も斜陽産業であったため、漠然とした不安が転職スタートの動機でした。
とりあえず転職ってどんなものかと、ネットで検索し、転職サイトに登録、しばらくすると、担当のキャリアアドバイザーから面談の申し入れがあり、仕事を早上がりして面談にいった記憶があります。
その時点では、具体的な希望もなく、ぼんやりと「今の仕事のスキルが使えて、年収アップしたいな~」という呑気な姿勢でした。
当時は、外資企業という選択肢すら頭に浮かばなかったので、前職と似たような分野の大企業を志望していたのですが、これが全戦全敗。
全て書類審査落ちです。
同じような業界を選んでしまったこともあり、自分の保有スキルは、魅力的に映らなかったのでしょう。
この経験で、自分の価値が低いことにショックを受け、火が付きました。
そこで、考えた結果、新たなスキルとして わかりやすい英語学習に力をいれたのです。
この内容は下記記事でお伝えした通りです。
その結果、TOEICの点数も順調にアップし、転職エージェントに外資企業の求人をオススメしてもらい応募しました。
どうせ受からないだろうなと思っていましたが、なんと書類審査はパス。
一次面接となりました。
一次面接 (web面談)
さて一次面接ですが、私が住んでいる地域と、外資企業のある地域が、離れていたため、まずはwebでの面接を行いました。
今のようにzoomのようなものもなかったので、webでのPC画面共有と携帯電話でのやりとりでした。
内容は、私の履歴や業務内容の説明など、一般的な内容。
面接相手は、部長さんと課長さんでした。
一通り面接したものの、
当時はwebでの面接というのが、一般的ではなかったので、とりあえず会わないと良くわからないね。
ということで、1次面接合格になりました(笑)
現在では、コロナでweb面接が一般的になってしまったので、二次面接と同様の内容をwebで実施する可能性が高いと思います。
次は二次面接です。
二次面接 (英語)
二次面接のお題はシンプルで、「前職の業務内容を15minでパワーポイントを使いながら説明してください」でした。
その際、履歴書を作成してくるように言われたのですが、このフォーマットが英語だったので、すべて英語で職務経歴を記入しました。
始めての経験だったので、googleで必死に検索して記入しました。
日本の履歴書とフォーマットが違うので、苦労した記憶があります。
※詳細はgoogleで検索していただけると助かります^^
履歴書が英語だったので、この業務内容の説明も英語でやるべきなんだろうなあ~と、察したわけです。
ここで、英語でプレゼンしなければ、間違いなく落ちていたでしょう。
そこから必死に英語のパワーポイントの作成と、英語の原稿を作成、発表の練習を重ねました。
さて、ここで厳しいのが、1次面接から2次面接の期間は3,4日しかなかったことです。
月曜日に1次面接で、金曜日に二次面接です。
前職の業務も忙しく、夜22時に帰宅してから寝るまでの間に資料作成と練習を重ね、面接当日は資料作成が間に合わないので徹夜しました。
非常に眠たい中、新幹線や在来線を乗り継ぎ4時間かけて、面接会場に到着。
緊張の中、面接会場に通され、面接官の部長1人、課長4人の前で、面接が開始されました。
最初はお約束の職務経歴を日本語で説明。
その後に、前職の業務内容の説明タイムとなり、徹夜して作った資料を発表しました。
はっきり言って、英語はボロボロだったと思いますが、熱意は伝わったのだと思います。
発表資料に対して、英語で質疑応答。
ここで、私は英語で説明ができなく、日本語で説明させてくださいとお願いして、日本語で説明しました^^
ただし、自分のアイディアで、3,000万円/年のコストダウンが可能になったことを伝えたので、好印象で面接を終わらせることができました。
面接時間自体は1時間程度でした。
その後、1週間後に合格の電話があり、晴れて転職成功となったのです。
ちなみに、面接時に提示された年俸は前職より少しアップした程度だったので、少し残念だなあと思っていたのですが、転職後に働いてみると、住宅補助費と、決算時のインセンティブ追加ボーナス3か月分(赤字でなければ毎年同額)、残業代が追加(年俸の記載だから出ないと思っていた)、前職より年収200万円アップしていました(笑)
ちなみにこの年俸、社内でも最下級の等級だったりします。
(新卒で入社した大学院生と同額)
日本企業によくいる欲がない理系技術者だったので買い叩かれていたようです。
その後、すぐに出世したんで問題ないんですが、逆の立場なら同じことをするとはいえ、少しモヤっとしますね。
最後に
今回は個人的な転職の経験談を説明させていただきました。
あくまで、私個人の経験であり、他社さんでは参考にならない可能性が高いことをご理解ください。
少なくとも、年収は個人の能力(優秀さ)で決定するのではなく、業界や分野で決定することがご理解していただけたかと思います。
正直なところ、私より優秀な人は、前職で沢山いましたが、今では私の方が年収は上です。
なんだか理不尽に感じると思いますが、世の中、すべてが平等、均一ではなく偏りが発生するのは、仕方のないことです。
現状の年収に不満があり、婚活を成功させたいのであれば、今すぐ行動して転職活動を行うことをオススメします。
また、現在 年収が高くプライドの高い人は、それは自分の実力ではなく、たまたまであり、人間の価値を決めるものではないということを肝に銘じる必要性があります。
ハイスペックな男女の婚活が上手くいかない原因は、年収による傲りであることを理解しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
私の経験が誰かの役に立てれば幸いです。
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