こんにちは!
今回は独身男性の実家暮らしについてお話したいと思います。
最近ネットの記事を読むと、やたらと独身男性の実家暮らしをネガティブにとらえる内容が多いですよね?
例えば、Twitterで「実家暮らし 男性」で検索すると、100%ネガティブなツイートばかりです。
なんだか、おかしくありませんか?
実家暮らしの男性は、運良く実家から通える職場に就職し、家賃もかからず貯金ができる上に、家族で家事を分担することにより、一人暮らしよりも自由な時間がある。
極めて合理的な判断です。
しかしながら、 恋愛・婚活においては、実家暮らしは大きなイメージダウンになってしまいます。
はっきり言って、実家暮らしを続ければ結婚できないと言っても過言ではありません。
今回は、上記 問題について、持論をお話しさせていただきます。
実家暮らし独身男性の婚活のヒントになれば幸いです。
読んで欲しい人
・実家暮らしの30代、40代男性
・結婚願望がある。彼女が欲しい、結婚したい。
・婚活をしているが、なかなか結果がでていない
目次
実家暮らし/一人暮らしのメリット・デメリット
まずは、実家暮らしと一人暮らしのメリット・デメリットを整理しましょう。
それぞれ、下記のような傾向があるかと思われます。
実家暮らし | 一人暮らし | |
---|---|---|
金銭 | 余裕あり | 余裕なし 節約と貧乏暮らし |
時間 | 余裕あり | 家事負担が増える 通勤時間が減る |
健康 | 健康的な生活 | 不健康な生活 |
精神 | 安定 | 不安定 |
自由 | 親を気遣う必要がある | 親を気にせず生活できる |
行動力 | 親がいるから何とかなる | 自分でやらないと何も進まない |
家事スキル | 身につかない | 必要最低限の家事スキル |
実家暮らし
金銭、時間、肉体的精神的な健康度など、目に見える部分は、間違いなく実家暮らしの方が満足度が高いです。
一方、親がいるので自由がない、また、意識しなければ、行動力や家事スキルなどは身に付きません。
総合的な幸福度は、間違いなく実家暮らしが高いと思われます。
ただし、唯一の問題点は、実家暮らしは幸福度が高いため、いまのままで十分に良いと感じてしまっているため、本気で結婚をしたいと考えなくなる傾向にあります。
一人暮らし
金銭、時間、肉体的精神的な健康度など、目に見える部分は、一人暮らしをするとマイナスになるのは間違いありません。
例えば、
部屋を借りるための住居費で、自由に使えるお金は少なくなり、節約生活は必須です。
例えば、都内であれば、1DK 10万円/月が相場ですので、年間120万円のコスト増加です。
家事をする時間が増えるので、自由時間は減ります。
また、自炊などしなければ、外食やコンビニ弁当ばかりになり、体重増加や成人病にかかりやすくなります。
精神的には、普段からコミュニケーションができる相手がいなければ、どんどん不安定になっていきます。
一方、メリットとして親の目を気にせずに、好きなことを全力ですることができます。
また、自分でお金や家事を含めた健康面の管理をしなければ生きていけなくなるため、強制的に行動力、向上心、自立心が鍛えられハングリー精神が身に付きます。
一人暮らしは、常に金銭、時間面、健康/精神面で飢餓状態にあるため、結婚して夫婦で協力して、生活を良くしたいと思い、本気で結婚したいと考える傾向にあります
比較結果
今までの結果をまとめると下記です。
チェックポイント
・実家暮らしは幸福度が高い
・一人暮らしは年間約120万円をかけて、ハングリー精神を鍛えられる
結局のところ、一人暮らしで身に付くことは、そこまで大したことではありません。
一人暮らしで必要な作業
・住居探し:1~3日
・引っ越し作業:整理整頓 荷物まとめを含めて1週間
・住民票などの役所での登録作業:1時間
・炊事:毎日1時間程度 → 仕事していると忙しいので、ほとんど外食やコンビニで済ます
・掃除、ゴミ出し:1日15分程度 週末にまとめて実施
・洗濯:乾燥機能付きのドラム式洗濯機であれば、前日にいれて、翌日朝には乾燥されている。たたむ必要もない。
・朝起きて出勤:目覚ましセット 実家暮らしでも当たり前。
無色やニートでなければ、自立心や向上心、行動力などは、仕事をしていれば自然と身に付きます。
家事スキルなども、意識して実家で行っていれば、問題なく身に付きます。
むしろ、男の一人暮らしは、親の目がなくなるので、逆に掃除や洗濯などをサボる傾向にあります。
上記のようなことに、年間100万円を投資し、金銭面、肉体面、精神面で疲弊するのは、全く合理的ではありません。
家族中が悪いので家を出たいのでなければ、実家暮らしを選択するのが普通の感覚だと思います。
しかしながら、上記はあくまで男性的なモノの考え方から導きだされるものであり、女性の印象はまた別なのです。
女性の男性実家暮らしに対する印象
さて、ネットで検索した30代以上男性の実家暮らしに対する女性の印象は下記の通りです。
- 自立心がない
- 気が利かない
- マザコン
- 自分で身の回りのことができない
- 幼い
酷い意見ばかりなので、見るのが大変でしたが、ほぼ9割の意見が上記と同様です。
上記傾向から、
女性が危惧していることは、結婚したとしても家事の全てを全部自分に押し付けるのでは?
ということです。
専業主婦の時代であれば、家事は主婦がするものでした。
しかしながら、現代は夫婦共働きが当たり前の社会です。
女性も男性と同様に長時間労働しているわけで、肉体精神的に限界ギリギリの状態なのです。
この状態を改善する見込み、つまり夫婦で協力して分担して家事負担などを減らせないか?ということを、女性は期待しているのです。
その希望をなるべく叶えるために、可能性の高い、一人暮らし男性を好んでいるのです。
一人暮らしで本当に成長するのか?
さて、女性の期待がわかりましたが、家事の分担は必ずしも、一人暮らしでなくてもクリアできる内容です。
実家暮らしでも、日常的に家事をしている男性はいます。
また、結婚するまで男女ともに理解していないことなのですが、女性の許容できる家事レベルと、男性の許容できる家事レベルには天と地ほどの開きがあります。
女性は家事に対して、ホテルや旅館のような清潔さを求めますが、男性はゴミ屋敷でも生活できてしまう傾向があります。
したがって、一人暮らししたところで、女性の要求レベルの家事スキルを得ることはできません。
家事が趣味の人だけが、女性の要求レベルに到達できるのです。
したがって、一人暮らししたところで、結婚後には女性の失望と過大要求が待っています。
※この話はまた別のトピックでお話しします。
女性が、一人暮らしと実家暮らし男性が大して変わりがないということを理解するのは、結婚後なのです。
解決策
いままでの経緯をまとめると
チェックポイント
女性は家事の分担を期待して、一人暮らし男性を選ぶ
しかしなら、本当に家事分担してくれるかは、結婚するまでわかない
結局のところ、この問題は女性の意識改革次第です。
意味のないことに拘らないということなのですが、女性がそれに気づくのは、30代以上になり、本当に焦りだしたときです。
結局のところ、男性に打つ手はないので、一人暮らしをすることが、結婚をする上で重要であることに変わりありません。
残念ながら、一人暮らしをしなければ結婚できない事実は、変えられない
合理的ではない選択なので、納得がいかない!
と男性は思うでしょうが、結婚後の夫婦間コミュニケーションでは、合理的な最適解が正解ではありません。
互いの納得感のある選択が正解なのです。
合理的な最適解を納得させるには、優れたコミュニケーション能力が必要になります。
なるべく安価に一人暮らしをしたい!
さて、結婚したければ一人暮らしをしている事実が必要なのですが、問題は金銭面です。
都会であれば家賃は高額であるため、借りるのは難しい、しかしながら、一人暮らしの称号が欲しい。
そこで、最近流行りの「平日1人暮らし」を試してみるのが良いのではないでしょうか?
これは、職場付近に極小の部屋を借りて、平日はそこで過ごし、週末は実家に帰る生活を送ることです。
例えば都内であれば、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木に実家があった場合、往復4時間近く通勤に費やしていたものを、徒歩15分の場所に家を借りることによって、1日3.5時間 自由な時間を作り、なおかつ一人暮らしをしているとプロフィールに書くことができます。
3.5時間 × 約200日 = 700時間 = 約30日の自由時間が生まれる上に、一人暮らしの称号から、女性へのイメージが良くなるわけです。
しかしながら、狭い部屋でも都心であれば高額ですし、敷金・礼金などの相場は家賃3か月分ですので、婚活限定の長居するつもりもない部屋に高額をかけるのもどうかと思います。
そこで、下記のようなサービスがオススメです。

これは、平日のみ部屋を利用し、土日はホテルとして貸出すため、
普通に住むよりも安価に部屋を借りれる最近流行りの住宅シェアリングサービス
なのです。
- 部屋にいないほど家賃が安くなる 在宅ワークが増えているので、使用するのが3日/週なら正規家賃の半額
- 敷金礼金がかからない ※相場は家賃3か月分
- 最短1ヶ月から借りれる 気に入らなければすぐに辞めれる
- 家具家電付きのお部屋 余分な家電を買う必要性がなく節約できる。引っ越しが楽。
住民票を置くことも可能であるため、一人暮らしと言って何も問題ありません。
これであれば、女性の印象も良くなりますし、男性の実益、通勤時間短縮による自由時間獲得、週末は実家暮らしで楽な生活と、好きなことをすることができます。
私もギリギリ実家から通えるが、通勤時間が長いので、職場近くに部屋を借りていた時期がありましたが、このようなサービスがあるのであれば最初から利用したかったですね。
地元の友人と遊ぶ機会も多かったので、週末は必ず実家に帰っていました。
また、下手に広い部屋を借りると、モノが増えるので、後日引っ越した際は、整理整頓に手間と費用がかかり、大変な思いをした経験があります。
上記サービスを利用していれば、そもそもモノを多く持ちこめないので、節約志向と整理整頓が身に付き、女性が好むキレイでホテルのような部屋を維持することができます。
これからの時代は、部屋をずっと借りるのではなく、必要なときに必要な分だけ借りる。ということがスタンダードになるものと考えられます。
婚活目的ではありますが、最先端の価値観を持つ方には、より良いサービスなのではないかと思います。
さいごに
今回は、男性の実家暮らしについて、お話しさせていただきました。
結局のところ、結婚するには一人暮らしするしかない。という身もふたもない結論で、大変申し訳ありません。
しかしながら、婚活が上手くいけば、一人暮らし期間は、数か月で良いですし、費用もそこまでかかりません。
長い人生、一度くらい都会で一人暮らししてみたい、という方には、婚活に限らず良い機会なのではないでしょうか?
最後まで読んで頂きありがとうございました。
